八丈太鼓まごめ会

太鼓たたいて 人さまよせてな わしも逢いたい 人があるよ

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憲法フォークジャンボリーのご報告

     初公開 「つるだいこ」

 8月2日、東京労音R’sコート『憲法フォークジャンボリーin東京』の舞台に、まごめ会としては初めて、「つるだいこ」と題して小振りの吊り太鼓演奏を披露しました。私達はもう何十年もの間、1尺5~6・7寸以上の大きな太鼓を、八丈台と言われる台に載せて打っています。けれど、もともとの八丈太鼓は、尺2~3寸位の小さな太鼓を、樹の枝や家の鴨居に下げて打っていたのです。揺れやすい小振りの太鼓を打つには、台置きの太鼓とはまた違ったコツと工夫があり、だからこそそれならではの島の太鼓の味があった筈です。八丈で太鼓を上から吊っていたのは、かつての島ではそれがいちばん簡単で、手っ取り早い設置の方法だったから。当時の環境に合った島なりの方法だったのでしょう。それが今の様な台を使うようになったのは、昭和20年代頃から、島外で舞台演奏をするようになって以来とのこと。この7月10日に亡くなられた島の古老、奥山熊雄さんの流れを汲むグループは別として、八丈島の太鼓は、台置きになって大きく変わってきたと思われます。
 私達のグループも、これまで大きな太鼓で、いかによい音が引き出せるか、それに合った間と強弱、リズムがつけられるかを追求してきました。小さな太鼓に興味を抱くようになったのも、大太鼓の経験を積んできた上でのことでした。けれど、今ここで八丈太鼓の原点に戻って、上から吊った小さな太鼓を打ってみたら、見た目の変化だけではない自分達の芸域が広げられ、今迄とはまた違った方向性も見えてくるのではないか、と思うようになっていたのです。
 さてやってみると、吊り下げた太鼓をあまり揺らさず軽く明るく、しかも音はしっかりと出るように打つのは至難の技。これをまた舞台に出すとなれば、未経験の太鼓の吊り枠も作らなければならない。稽古は楽しかったのですが、試行錯誤を重ねて時間もかかりました。
 いよいよ初公開の当日、苦心して手作りした吊り枠を、持ち時間内におさまるようにセットする練習も重ねました。その両脇には平和の願いをこめた千羽鶴を飾り、「つるだいこ」として初披露。メンバー全員の回し打ちを演(だ)しました。冒頭には、島で「熊雄ぶし」と言われる旧い形の「太鼓節」を入れ、その後に揺れる太鼓を思い切り回して上下入れ替え、ユーキチのリズムにして代わる代わる打っていきました。さあ、出来はどうでしたかーー。打ち手が変わるたびに大きな拍手、拍手!まごめ会の「つるだいこ」、挑戦してみてほんとによかった。今は亡き熊おじさん皆さん、ありがとうございました!(五)



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